Feldenkrais-Method

vol.30 “慣れないことをしろ!?”【フェルデンクライス博士の言ったこと】

フェルデンクライス・メソッドの狙いは、「新しい動き」を学び、「新しい自分」になることにあります。
しかし、もし「古い自分」が学ぶ「新しい動き」なのであれば、それは以前の自分の延長線上にある動きで、本質的な変化はなかなか得られません。

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vol.32 “筋肉は疲れない!?”【フェルデンクライス博士の言ったこと】

ノーベル賞をとった著名な科学者が「疲れるのは、筋肉に乳酸が溜まるからだ。」と言いました。
長い間それが通説となっていましたが、現在では、疲労は筋肉ではなく脳で起きていて、乳酸は疲れた時のエネルギー燃料であり、筋肉そのものはほとんど疲労しないと言われています。

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vol.33 “自然体が一番!?”【フェルデンクライス博士の言ったこと】

「自然体」とは私たちにとって慣れ親しんだ言葉ですが、西洋言語にはそれに当たる言葉がなかなか見つかりません。
モーシェは理想とする体の状態を「Shizentai」と、日本語から引用して表しました。

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vol.34 “進化論とフェルデンクライス・メソッド!?”【フェルデンクライス博士の言ったこと】

よくフェルデンクライス・メソッドは進化論とつなげて語られますが、モーシェ自身は唯物論者ではなかったですし、進化論を「今のところ最も有力な科学的仮説」として捉えていました。

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vol.35 “体の中心を使え!?”【フェルデンクライス博士の言ったこと】

人間の機能は、原則的に身体の中心から端に向かって、大きく力強いものから小さく繊細なものになっています。
例えば、腰の筋肉は指先の筋肉に比べて、大きな仕事ができます。
ですから、重労働には出来るだけ体の中心に近い機能を使った方が楽なのは、言うまでもないことです。

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vol.37 “「ねばならない」は自分を殺す!?”【フェルデンクライス博士の言ったこと】

楽だったり、心地よかったりするならば、ほとんど際限なく能力を向上させていけます。
しかし、「そうしなければいけないからする」ならば、すぐに限界に突き当たり、「本質(How)」でなく「見てくれ(What)」にこだわるので本当の意味では学ぶことができません。

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vol.38 “筋肉はおバカさん!?”【フェルデンクライス博士の言ったこと】

筋肉には弛緩と収縮しかなく、弛緩している分だけしか収縮させられません。
簡単に言うと、Offになっている筋肉しかOnにできません。
どんな動きをするにしても、筋肉を使う必要があり、そして、使えるのはその時リラックスしている筋肉だけなのです。

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vol.39 “言葉では伝えられない!?”【フェルデンクライス博士の言ったこと】

感覚は主観的なもので、外から何かの基準ではかることはできません。
フェルデンクライス・メソッドが取り扱うのは、まさにこの「言葉にできない主観的な感覚」なのです。

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