I contend that rigidity, whether physical or mental, i.e., the adherence to a principle to the utter exclusion of its opposite, is contrary to the laws of life.
わたしが強く思うに、肉体と精神を切り分けて、どちらか一方だけを取り扱うという考え方は生命の法則に反しています。
— モーシェ・フェルデンクライス
引用著作 : Body & Mature Behavior – p18
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ポチップ
カラダ♮の解説
この言葉をモーシェが書いたのは1940年代でしたが、現代社会においても精神的なことは「気持ちの問題」としていささか軽く扱われてしまう傾向があります。
しかし精神の問題は、肉体の問題の鏡ですし、逆もまた然りです。
どちらか一方だけを見てしまうと迷宮入りになってしまう時があります。
人間を機械のように見立て、全てを切り分けて、個別にアプローチしていく手法は19世紀から近代にかけて大きな成功を収めましたが、モーシェは早くからその限界に気付き、人間の機能のそれぞれの関係性に注目していました。
問題を虫眼鏡で見て解決できない時は、少し離れて俯瞰で見てみましょう。
トータルな見方が思ってもみなかった気付きをもたらしてくれることがあります。