vol.9 “結果主義よりプロセス主義!?”【フェルデンクライス博士の言ったこと】

フェルデンクライス博士の顔

Therefore, the way of reaching the purpose is the important thing, and not the purpose.
The purpose is secondary.

ですから、目的に到達するまでの過程が大事で、目的そのものではありません。
目的は二次的なものです。

— モーシェ・フェルデンクライス

引用著作 : The Master Move – p35

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カラダ♮の解説

フェルデンクライスのレッスンで行う動きはすべて、動きの過程に注目するように意図されています。
指示された動きを行うのは、目的であり、大切なことですが、自分がどのようにその目的に向かうのか、動きを行うまでの過程を改善するのがレッスンの第一の狙いです。

バレーやそろばん、習字などの習い事と違って、フェルデンクライス・メソッドはレッスンでの動きが直接的に日常生活に役立つことはありません。(普段の生活で、レッスンでするような格好になることがあるでしょうか?)
ですから、特定の動きができたかどうかという結果にこだわってもほんとんど意味がありません。

しかし、できない動きであっても、そこに到達しようとする動きのプロセスをよく感じるならば、徐々に体は変化していき、結果的にほとんどの人はレッスンの動きを達成することになります。
そして、その変化は日常生活全般に大きな恩恵をもたらします。

そうです。結果主義では結果は出せません。
本当に良い結果を出したいならば、プロセス主義になりましょう!

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